1569年に航海のために作られた世界地図の描き方。一定の方角で進む航路が直線になるが、赤道から離れるほど面積が大きく描かれる。

地図上で2つの地点を直線で結ぶと、その線が「一定の方角を保って進む航路」になるので、船の航海に便利だった。ただし、その直線が2地点を結ぶいちばん短い道すじになるわけではない。

そのかわり、緯度が高いほど土地が引き伸ばされる。赤道で同じ広さの小さな土地と比べると、緯度60度のあたりでは面積が約4倍、70度のあたりでは約8.5倍に描かれる。これはその緯度のあたりでの倍率で、国全体が一律にその倍率になるわけではない。それでも、グリーンランドやロシアは実物よりずっと大きく見える。

面積を比べたいときは、正積図法(面積の比が正しい描き方)の地図を使う。

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